Clashエコシステム · クライアントと設定ガイド

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全プラットフォーム対応クライアント

プラットフォームに合ったクライアントを選び、mihomoカーネル、ルール分岐、サブスクリプションの読み込み手順を確認できます。

  • オープンソースカーネル
  • 日本語ドキュメント
  • YAML設定

CONFIGURATION / 設定の流れ

Clashの基本設定

接続先から名前解決まで、設定を4つの要素に分けて解説します。タブを選ぶと内容を表示できます。

ルールモードと接続先

ルールモードでは、設定に記載された順に接続先を判定し、直結、プロキシのポリシーグループ、または拒否ポリシーへ振り分けます。まずはサブスクリプションに含まれるルールを維持し、利用可能なノードを選んでから、接続ログで実際に適用されたルールを確認しましょう。すべての通信を同じ出口に送るグローバルモードとは異なり、ルールモードではLAN、普段使うWebサイト、指定ドメインを個別に処理できます。ルールを変更するときは、具体的な条件を先に、最後にフォールバックルールを置きます。ポリシーグループを切り替えてもルールの順序は変わらず、すべてのアプリの通信が制御されるわけではありません。

mode: rule
rules:
  - DOMAIN-SUFFIX,example.com,DIRECT
  - MATCH,PROXY
モードの選び方を見る

設定例はフィールド間の関係を示すもので、通信に使える完全な設定ではありません。例にあるPROXYが実際のポリシーグループに存在することを確認し、クライアントの設定検証を通してから有効にしてください。

CLIENTS / プラットフォーム別

Clashクライアントをダウンロード

まずOSを選び、次にCPUアーキテクチャを確認します。インストーラー、アプリストアへのリンク、カーネルツールはダウンロードページにまとめています。

初めて使う場合はClash Plusから始めるか、操作画面や設定方法に合わせてClash Verge Rev、FlClashなどを選べます。システム設定の「システム情報」でCPUの種類を確認し、対応するインストーラーを選んでください。起動後に設定を読み込み、ローカルポートを確認してからシステムプロキシを有効にします。

ブラウザーは使えるのに一部のアプリが直接接続する場合は、そのアプリがシステムプロキシに従うか確認してください。通信をさらに制御する必要があれば、TUNと権限の説明を読んでください。同じ待ち受けポートを取り合わないよう、複数のクライアントを同時に起動しないでください。

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「このMacについて」でチップ情報を確認し、Apple SiliconとIntelを見分けます。ダウンロードページにはそれぞれに対応するファイルを掲載しています。拡張子だけで互換性を判断しないでください。GUIクライアントは、日常的なポリシー切り替えやサブスクリプション更新、接続ログの確認に便利です。

インストール後は、システムの案内に従って必要な権限を設定し、現在使っているネットワークサービスのプロキシ設定を確認します。Wi-Fiや有線LANなど、ネットワークサービスを切り替えた後はプロキシが引き続き有効か再確認してください。クライアントを終了する前に通信制御をオフにすると、通常のネットワーク接続に戻しやすくなります。

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Clash Plus、Clash Meta for Android、FlClash、Surfboardから選べます。デバイスのアーキテクチャとクライアントが対応する設定形式を確認してから、対応ファイルをインストールしてください。初回接続時はシステムの案内に従ってVPNインターフェースを許可し、クライアントで使うポリシーグループを選びます。

バックグラウンド接続が切れる場合は、バッテリー最適化、バックグラウンド実行の権限、他のVPNアプリによるインターフェースの使用状況を確認します。アプリごとの通信制御とドメインルールは別の仕組みです。どちらかを変更した後は、対象アプリを開き直して接続ログを確認してください。

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iOS

ダウンロードページにはClash PlusのApp Storeへのリンクと、公式サイト clashplus.ioを掲載しています。インストール前にストアのシステム要件を確認してください。サブスクリプションを読み込んだら、案内に従ってVPN構成を追加し、クライアントに戻って接続を開始します。

ステータスバーにVPNアイコンが表示されても、インターフェースが有効になったことを示すだけで、ノードやルールの正常性までは確認できません。初回テストでは、直結させる対象とプロキシ経由にする対象へそれぞれアクセスし、選択中のポリシーを確認してください。問題があればエラーメッセージを記録し、モバイル端末向けの手順に沿って対処します。

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デスクトップ環境ではClash Verge RevまたはFlClashを選び、ディストリビューションに合ったパッケージ形式を使えます。mihomoカーネルだけを実行する方法は、サーバー、ルーター、コマンドライン環境向けです。設定ディレクトリ、起動オプション、サービスの管理方法は自分で用意する必要があります。

プロセスの起動と、デスクトップアプリからプロキシを使う設定は別の作業です。まず待ち受けアドレスとポートを確認し、その後システムまたはアプリのプロキシを設定します。コマンドラインツールでは環境変数の設定も必要になる場合があります。常時稼働させる場合は、まずフォアグラウンドで設定ミスがないか確認してからsystemdで管理しましょう。

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FIRST CONNECTION / 初回接続

Clashの使い方:まずは3ステップ

インストール後は順番に操作します。一度に変更する設定の種類を絞ると、問題を切り分けやすくなります。

  1. サブスクリプションを読み込んで設定を有効化

    クライアントの「サブスクリプション」または「設定」画面を開き、新しいリモート設定を作成して互換URLを貼り付けます。取得に成功したら設定を選び、ノードとポリシーグループが表示されることを確認してください。ファイルから読み込む場合は、サービス提供元が配布するYAMLファイルを選びます。Webページを設定ファイルとして保存しないでください。

    サブスクリプションURLには、アカウントの認証情報が含まれる場合があります。トラブル対処の際はURL内の個人情報を隠し、URL全体を公開コメントやスクリーンショットに載せないでください。読み込みエラーが出たら、まずエラー行とフィールド名を確認し、ネットワーク取得の失敗か設定内容の解析エラーかを切り分けます。

  2. ルールモードと接続先を選ぶ

    動作モードをルールに切り替え、プロキシに使うポリシーグループでノードを選びます。ポリシーグループが別のグループを参照している場合は、最終的な接続先まで確認してください。まずはサブスクリプションの既定ルールとDNS設定を維持し、独自の上書きを重ねずに、繰り返し検証できる状態を作ります。

    デスクトップではまずシステムプロキシを試し、モバイルでは案内に従ってVPNインターフェースを有効にします。TUNは別の通信制御方式であり、ノードを高速化する機能でも、接続先サーバーの障害を直す機能でもありません。基本の接続を確認した後、アプリの要件に応じて使うか判断してください。

  3. 接続ログを確認してルール分岐を検証

    直結させる対象とプロキシ経由にする対象へそれぞれアクセスし、接続画面でドメイン、適用ルール、最終的なポリシーを確認します。ノードの遅延テストに成功しても、特定のテストリクエストに応答があったことを示すだけで、対象アプリが同じ経路で接続できるとは限りません。アプリのアクセス結果と接続ログを照らし合わせてください。

    ログがない場合は、まず通信が制御されているか確認します。ログがあるのに失敗する場合は、ノード、DNS、接続先サーバーの応答を調べます。操作順とエラー内容を記録したうえで、トラブル対処ガイドの症状別手順を確認してください。初期設定に戻す前に設定のコピーを保存し、正常に動作する基準を残しておきましょう。

SOURCE / オープンソース資料

Clashエコシステムとmihomoカーネル

ソースコード、設定ドキュメント、変更履歴を確認し、画面上の名称だけで機能を推測せず、実際の仕様を把握しましょう。

プロジェクトの沿革とクライアントの関係

Clashエコシステムには、カーネル、GUIクライアント、設定ツール、ルールリソースが含まれます。旧Clashプロジェクトと後継のエコシステムを、同一の製品として扱うことはできません。mihomoはClash Metaから発展したプロジェクトで、Clashの設定方式と互換性のあるネットワークプロキシカーネルを提供しています。クライアントによって内蔵カーネルや実装が異なる場合があるため、各プロジェクトの説明を確認してください。

GUIのスイッチは、OSの機能を呼び出したり、カーネル設定を生成したりします。同じ名前の設定でも動作が異なる場合は、まずクライアント、カーネル、プラットフォームを確認し、該当するドキュメントを調べてください。旧設定を新しいクライアントへ移す際は、ファイルをコピーしてすぐに置き換えず、対応フィールド、パス参照、ポリシーグループ名を確認して、一つずつ検証してから普段使う設定に反映しましょう。

オープンソースライセンスとコミュニティへの参加

mihomoのソースコードはGPL-3.0ライセンスで公開されています。ソースリポジトリでは実装や課題の議論、変更の背景を確認できます。コードを配布・改変する場合は、ライセンス本文を読み、適用される条件を守ってください。カーネルがオープンソースであっても、各GUIクライアント、ルールセット、サブスクリプションサービスが同じライセンスとは限りません。それぞれのプロジェクトの説明を確認してください。

問題を報告する際は、再現手順、実行環境、関連する設定フィールド、個人情報を取り除いたログを添えてください。サブスクリプションURLの認証情報、ノードの接続情報、その他のプライベートな内容を削除し、問題の説明に必要な最小限の設定だけを共有します。「接続できない」というスクリーンショットだけでは、端末側の通信制御、名前解決、接続先サーバーのどこに問題があるか判断できないことがほとんどです。

更新の仕組みと設定の互換性

クライアント、カーネル、サブスクリプションの更新は、それぞれ別の操作です。クライアントの更新では画面やOS連携が変わることがあり、カーネルの更新ではフィールドの動作やプロトコル実装が変更される場合があります。サブスクリプションの更新ではノード、ポリシーグループ、ルールが置き換わることがあります。問題を調べるときは、直近でどの更新があったかを確認してください。複数の要素を同時に元に戻すと、原因を特定できなくなります。

更新前に現在の設定と個人用の上書きを保存し、プロジェクトのリリースノートを確認してください。更新後は普段使うアプリで動作を再テストします。このサイトのトップページではクライアントの選び方と設定手順を解説し、インストーラーはダウンロードページにまとめています。具体的なシステム要件はダウンロードページと各プロジェクトの資料で確認してください。古いガイドと画面が異なる場合は、現在のクライアントの設定名と設定検証の結果を優先します。

動作範囲と資料の利用

クライアントとカーネルが処理するのは端末上の接続であり、利用可能な接続先サーバーを自動で提供するものではありません。サブスクリプションの提供元、サービスの利用権限、ノードの稼働状況、端末のネットワーク環境は、それぞれ別に確認する必要があります。設定を読み込めても、構文や一部の参照先が検証されたにすぎません。すべてのノードが接続できることや、すべてのアプリにルールが適用されることを意味するわけではありません。

初めて使う場合は、まず1台で最小限の設定と接続確認を済ませてから、複数端末への同期、LAN内共有、ルーターへの導入を検討してください。LANからのアクセスを許可する前に、待ち受けアドレスとアクセス制御を理解し、共有する場合は対象端末を明確にします。ネットワークツールを利用する際は、利用地域の法律とネットワークサービスの利用規約を守ってください。職場のネットワーク設定を変更する場合は、必要な許可を得てから行ってください。

FIELD NOTES / 設定メモ

プラットフォーム導入とトラブル対処の記事

公開日の新しい順に掲載しています。プラットフォームへの導入、接続タイムアウト、LAN構築はそれぞれの記事を参照し、異なる原因を一度の設定変更でまとめて対処しないようにしましょう。